トヨタのコネクティッド戦略…友山専務「クルマはクラウドの下で情報端末に」

自動車 テクノロジー ネット
トヨタのコネクティッド説明会 カーシェアリングの実演
トヨタのコネクティッド説明会 カーシェアリングの実演 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車は11月1日、都内の同社施設MEGA WEBで「コネクティッド戦略説明会」を開き、”つながる技術”によるカーシェアリングなどモビリティサービスの強化策を公表した。

【画像全2枚】

説明会で「コネクティッドカンパニー」のプレジデントである友山茂樹専務役員は、同社が外部の企業と連携しながら多様なサービスを提供する「モビリティサービス・プラットフォーマー」となる構想を提示した。

友山専務はコネクティッド技術の加速により、「クルマは走るだけでなく、(コンピューティング)クラウドの下で情報端末になる」との認識を示したうえで、シェアリングやリース、保険、タクシーといった多様なモビリティサービスに関与していく方針を示した。

さらに、自動車メーカーは「クルマの安心、安全を保証しなければならないので、サービスのプラットフォーマーとなる構造を早いうちに構築する必要がある」と述べ、将来のモビリティサービスをめぐる競争を優位に展開する態勢づくりを急ぐ考えも強調した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【マツダ CX-5 新型】後席はマツダ車トップクラスの快適性、研ぎ澄ませた「3つの価値」とは
  2. NISMO「L型エンジン用ヘッド」発売に「NAで300psって」「オーラニスモ買えちゃう」など驚きの声
  3. サイドミラーの死角を減らせる補助ミラーは、アナログとデジタル、どっちが買い?[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. メルセデスベンツの小型SUV『GLB』次期型、プロトタイプの写真…内装は完全公開
  5. 「3つの味」が選べる新型トヨタ『RAV4』日本仕様が一般公開! 2025年度内発売へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る