キャンパスがクラシックカーで埋め尽くされる…群馬大桐生

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日産 R380(左)とフェアレディ SPL213(右)
日産 R380(左)とフェアレディ SPL213(右) 全 16 枚 拡大写真

11月6日、群馬大学理工学部桐生キャンパスにおいて、第11回クラシックカーフェスティバルin桐生が開催された。主催はクラシックカーフェスティバルin桐生実行委員会。

このクラシックカーイベントには毎年2万人以上の来場者が訪れており、桐生市あげての大イベントに成長している。今年も、強風ではあったが快晴の中、早朝から多くの来場者が詰めかけた。

今回は参加資格を1975年から1980年へと広げたこともあり、例年以上にエントリーが多く、「泣く泣く50台以上をお断りしなければならなかった」とあるスタッフはいう。更に今年は一部校舎の改修工事が入り、展示スペースが減ってしまったからなおさらだったようだ。それでも、新車当時からのナンバーを守り続けているクルマや、20歳にも満たない若いオーナーが乗るダイハツ『ミゼット』など、300台近いクラシックカーがキャンパスを埋め尽くした。

また、このイベントには毎年メーカーが協力をして自社が持つクラシックカーを展示している。今年は日産自動車が座間にあるヘリテージコレクションから日産『R380』と『フェアレディSPL213』の2台を展示し、来場者の注目の的であった。

前述の通り、2万人以上の来場者を集める一大イベントとなった要因の一つとして、単にクルマの展示だけではなく、そのパレードや、ボンネットバスの運行。更に食事に関しても大学の学食が開放され、また、たくさんのフードコートが出店している。そのほか、子供のお絵かきコーナーや、ガレージセールもあるなど、老若男女、誰も飽きさせることなく1日楽しめるよう趣向が凝らされており、今年も大いに賑わいを見せていた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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