メルセデスベンツの主力車種、『Eクラス』。同車の新型モデルが米国において、リコール(回収・無償修理)を行う。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。メルセデスベンツの米国法人、メルセデスベンツUSAから、「新型『Eクラスセダン』に関するリコールの届け出を受けた」と公表している。
今回のリコールは、燃料系統の不具合が原因。NHTSAによると、後席のシートフレームが燃料ポンプの配線に干渉し、配線を損傷させるおそれがある。
これにより、最悪の場合、エンジンが停止。事故のリスクが高まるとしている。
リコールの対象となるのは、2017年モデルの新型Eクラスの「E300」グレード。4MATICを含めて、米国で販売された6858台が、リコールに該当する。
メルセデスベンツUSAでは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店において、配線を適切に取り付け直すリコール作業を実施する。