115店舗目のH-Dディーラー 慎重に選んだパートナー…HDJスチュワート社長

モーターサイクル 企業動向
H-D中川オープンの来客と記念撮影するハーレーダビッドソンジャパンの代表取締役社長スチュワート・ファレル氏。
H-D中川オープンの来客と記念撮影するハーレーダビッドソンジャパンの代表取締役社長スチュワート・ファレル氏。 全 29 枚 拡大写真

名古屋に新しいハーレーダビッドソンディーラーが誕生した。115店舗目となる『ハーレーダビッドソン中川』(愛知県名古屋市中川区中島新町4-2601)だ。

ハーレーダビッドソン ジャパンのスチュワート・ファレル代表取締役社長の姿が、11月5日のオープニングセレモニーにあり、新店舗オープンにあたっての想いを聞くことができた。

「わたしたちはビジネスパートナーを選ぶ際、非常に慎重に選んでいます。ベストなバイクには、ベストなディーラーが必要であると考えているからです」

「ただ単に素晴らしいディーラーの環境というわけではありません。それは3つ。まず第一に専門家のチームでなければなりません。お客様のご要望にお応えする情熱を持ったチームでなければなりません」

「そして2番目が環境です。そこでお客様が友人をつくって、素晴らしいツーリング体験をお互いに共有するような環境です」

「3番目に自分のバイクをカスタマイズしたり、自分のルックスをパーソナライズすることができるような環境です」

「ですから、H-D中川の外山社長にお礼を申し上げたい。そのような素晴らしいディーラーをオープンしてくださり、そして素晴らしいチームをまとめてくださり、ありがとうございますと言いたいです」
(HDJ代表取締役社長 スチュワート氏)

『ハーレーダビッドソン中川』はどんな店舗なのか。同店の外山氏に説明してもらった。

「港に近いとあって、港そしてコンテナをイメージしています。外に向かって張り出したスペースがあり、見た目にもカッコイイです」

「中には和風のダウンライトがあり、バックカウンターの壁は一筆書きの円を描いた和風のデザインになっています。アメリカと日本文化が融合した、他のディーラーにはないデザインになっているのではないかと思います」

「そしてもっとも重要視したのは2階のラウンジです。繋がったベランダがありまして、およそ60人ほどの人が集められます。そこでは今後いろいろなイベントを開催するなどし、お客様にとって居心地の良いお店を目指しています」

「整備スペースはクローズド型ですが、お店の中に大きなガラス窓を設置し、ユーザーはそこから自分の愛車の作業風景を見ることができます。工場内の壁にはグラフィックを配置し、とてもクールなスペースになっています」(H-D中川 外山氏)

H-D中川は11月5日にオープン。土曜日と日曜日の2日間は予想を上回る来客があり、同店スタッフらは嬉しい悲鳴をあげつつ対応に追われた。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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