BMW米国販売18.4%減、X1は4.5倍 10月

自動車 ビジネス 海外マーケット
BMW X1 新型
BMW X1 新型 全 5 枚 拡大写真

BMWの米国法人、BMWオブノースアメリカは11月1日、10月の米国新車販売の結果を発表した。BMWブランドは2万4017台を販売。前年同月比は18.4%減と、引き続き落ち込む。

BMWブランドの2万4017台の内訳は、乗用車系が26.6%減の1万5453台と、3か月連続で減少。ライトトラック系(SAV=スポーツ・アクティビティ・ビークル)は2.3%増の8564台と、3か月連続のプラス。

乗用車系では、主力車種の『3シリーズ』が5215台。前年同月比は52.6%減と、減少が続く。『5シリーズ』は1462台を売り上げ、前年同月比は45.7%減と、3か月連続のマイナス。『2シリーズ』は前年同月比19.8%減の1009台と、3か月連続のマイナス。『7シリーズ』は新型投入の効果で、1133台。前年同月比は83.3%増と、6か月連続の前年超え。

SUVでは主力の『X3』が、前年同月比21.5%増の3680台と、プラスを維持。『X1』は、前年同月のおよそ4.5倍の2710台と、2か月連続の前年超え。『X6』は5.4%増の590台と、4か月連続で増加。『X4』は16.9%減の409台と、4か月連続で減少。『X5』は9.5%減の3885台と、3か月ぶりのマイナスとなった。

BMWブランドの2016年1‐10月米国新車販売は、前年同期比9%減の25万4150台。BMWオブノースアメリカのLudwig Willisch社長兼CEOは、「米国新車市場が2015年をピークに、減速しているのは明白」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る