レスポンスは、8月に開発を発表したチャットボット『レスポンス Messengerマガジン』の提供を11月16日に開始した。本サービスはFacebook Messenger Platform上で展開され、Facebookユーザーは無料で利用することができる。
レスポンス Messengerマガジンは、チャットボットのAIエンジンを開発する株式会社ZEALSと共同で開発したサービスで、同社が提供する「BOT TREE」をベースに運用をしていく。http://m.me/Response.since1999にアクセスし、質問に答えていくことでレスポンスの記事がFacebook Messenger経由で配信されるようになる。
配信される記事はAIによってパーソナライズされていく。使えば使うほど、個々人が読みたいと思う記事が届けられるという仕組みだ。最新の記事だけでなく、厳選された過去記事も配信される。現時点では、定期配信の他に以下の機能を実装している。
○Stock機能
面白かった記事、記事が配信されたタイミングでは読めない記事をストックすることができる機能。ストックした記事はいつでも呼び出すことができる。
○車種検索
特定の車種の記事を検索する機能。
○記事検索
最新記事と最新のアクセスランキングの記事を取得できる機能。
なお、現在レスポンスではFacebook経由で閲覧される記事について、「インスタントアーティクル(Instant Articles)」というフォーマットを導入している。スマートフォンから閲覧した時のみ適応されるフォーマットだが、通常のサイトよりも10倍近い速度で閲覧できるほか、ブラウザを起動する必要もないので、より快適に記事を読むことができる。

記事画像の右上にマークが表示されているものはインスタントアーティクルで閲覧可能だ

インスタントアーティクルで表示した場合
将来的には『Messengerマガジン』から配信する全記事について、本サイトを訪れなくても読める環境を整備する予定だ。今後はユーザーの反応や意見などを参考に、機能改善や新たな仕組みを追加していく。

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