【ダカール17】トヨタ車体、クリスチャン・ラヴィエル新加入…4連覇に挑む
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2017年のダカール・ラリーは、パラグアイ・アルゼンチン・ボリビアを舞台に13日間で約9000kmを走破。TLCは、同社が開発・生産を担う『ランドクルーザー200』シリーズをベースにしたラリー仕様車2台で参戦し、市販車部門4連覇に挑む。
TLCは、年を追うごとにハイスピード化するラリーに対応するため、2台ともに前後サスペンションを変更。これまでに1万6000kmにわたる耐久テストをこなし、路面への追従性・ハンドリングの向上に取り組み、スピードアップを目指す。
また、チーム体制の強化にも取り組み、1号車ドライバーには、過去にダカールラリー総合順位トップ10にも入った実績をもつクリスチャン・ラヴィエル(仏)を新たに迎え、1号車の戦闘力向上をねらう。加えて、前回大会で初めて起用した社員ドライバーの三浦 昂も2号車ドライバーとして継続参戦。力強い走りで上位入賞を目指す。そして、メカニック陣は、日本人メカニック2名を新メンバーに交代し、フレッシュな顔ぶれでレースを支える。
なお、ラリーに使用する燃料は、環境への配慮から2007年より継続しているバイオディーゼル燃料を今回も使用。燃料の元となる廃食油をスポンサー各社や近隣小中高校をはじめとする地域の人々、ならびに従業員の協力を得て集めるとともに、デンソー提供による藻油から精製した燃料も加え、循環型社会の仕組みの広がりに取り組んでいく。
《纐纈敏也@DAYS》
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