【ロサンゼルスモーターショー16】新型メルセデスAMG E63 に「S」…612馬力に強化

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新型 メルセデスAMG E 63 S 4MATIC+
新型 メルセデスAMG E 63 S 4MATIC+ 全 8 枚 拡大写真
ドイツの高級車、メルセデスベンツは11月16日(日本時間11月17日未明)、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー16において、新型『メルセデスAMG E63S 4MATIC+』を初公開した。

同車は、同時に発表された新型『メルセデスAMG E63 4MATIC+』のさらなるパフォーマンスを追求したグレード。一部AMG車同様、「S」の名をもつハイパフォーマンスモデルとなる。

パワートレインは、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンを、2個のターボで過給したユニット。スポーツカーの『メルセデスAMG GT』譲りのこのエンジンは、「S」グレードの場合、最大出力612hp/5750-6500rpm、最大トルク86.7kgm/2500-4500rpmを引き出す。

このスペックは、標準グレードの最大出力571hp/5750-6500rpm、最大トルク76.5kgm/2250-5000rpmに対して、41hp、10.2kgmパワフルな数値。

トランスミッションは、AMGスピードシフトMCTの9速。駆動方式は、フルタイム4WDのAMGパフォーマンス仕様の「4MATIC+」で、駆動トルクの可変配分が可能。0-100km/h加速は標準グレードより0.1秒速い3.5秒の実力。最高速は250km/hでリミッターが作動する。オプションの「AMGドライバーズパッケージ」では、リミッターが300km/hに設定される。

サスペンションやブレーキなど、足回りは強化。内外装にも、AMGらしい演出が施された。標準グレード同様、歴代モデルで初めて、Aピラーから前方を新設計。グリルやバンパー、ボンネットなどが専用デザイン。ワイドタイヤを装着するために、フェンダーは17mm拡幅された。足回りは標準グレードの19インチに対して、Sグレードでは20インチ。リアバンパーには、シルバークロームのトリムが配されている。

《森脇稔》

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