英国自動車生産1%減、15か月ぶりに減少 10月

自動車 ビジネス 企業動向
パリモーターショー16に合わせてエッフェル塔に集結した英国自動車8社
パリモーターショー16に合わせてエッフェル塔に集結した英国自動車8社 全 1 枚 拡大写真

英国自動車工業会(SMMT)は11月24日、10月の英国における自動車の生産実績を公表した。総生産台数は15万1795台。前年同月比は1%減と、15か月ぶりに前年実績を下回った。

15万1795台を英国向けと輸出分で分けると、英国向けが2万9030台で、前年同月比は10.9%減と、2か月連続のマイナス。輸出分は12万2765台で、前年同月比は1.7%増と、プラスを保つ。

英国に生産拠点を置く主要自動車メーカーは、BMWグループのMINIとロールスロイス、ジャガー・ランドローバー、ベントレー、トヨタ、ホンダ、日産など。

2015年の英国自動車生産台数は、2005年以降で過去最高の158万7677台。前年比は3.9%増だった。2016年1-10月は、前年同期比9.2%増の144万4248台。

英国自動車工業会のマイク・ホーズ チーフエグゼクティブは、「10月も輸出が好調。英国生産車の10台に8台が、海外の顧客に届けられた」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  4. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  5. 夏の風物詩「鈴鹿8耐2025」、2人体制のホンダが4連覇、6年ぶり参戦のヤマハは2位健闘
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る