アウディ RS3セダン、 レーシングバージョンの受注開始…1835万円

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アウディ RS3 LMS TCR SEQ
アウディ RS3 LMS TCR SEQ 全 12 枚 拡大写真

アウディジャパンは、高性能モデル『RS3セダン』をベースとしたレーシングモデル『RS3 LMS』を、アドバンスステップを通じて12月1日より受注開始すると発表した。

アウディは9月29日に開幕したパリモーターショーでRS3セダンを発表。同時に2015年からFIA(国際自動車連盟)公認シリーズとして欧州などを中心にスタートしたツーリングカー選手権「TCRシリーズ」に向けて、RS3セダンをベースとしたレーシングバージョン RS3 LMSを公開した。

RS3 LMSの開発を手がけたアウディスポーツは近年、カスタマーレーシング活動に注力しており、日本国内でも2012年にGT3マシン『R8 LMS』の販売を開始。今回のRS3 LMS導入で、幅広いモータースポーツファンのレース参戦を支援する。TCRシリーズは2016年に世界18か国で10のシリーズ戦が開催、またF1のサポートレースとして実施されるなど、世界同様、日本でもGT3カテゴリー以上の人気が期待されている。また、日本国内では、来期のスーパー耐久シリーズにTCR規定で走行するカテゴリーを新設する方向で調整が進められている。

日本に導入する「RS3 LMS TCR SEQ」は、全長4258mm、全幅1950mm、全高1340mmという空力を重視したワイド&ローなボディで、TCRシリーズのレギュレーションに準拠。最高出力330ps、最大トルク410Nmを発生する4気筒2.0リットルTFSIエンジンに、機械式ディファレンシャルギアと6速シーケンシャルギアボックスを搭載する。車両重量は1160kgまで軽量化されており、0-100km/h加速は4.5秒。安全面では大型のロールケージをはじめ、FIA準拠の安全燃料タンクやシート、セーフティーネット、さらにはR8 LMS同様、屋根にレスキューハッチを備える。

価格は1835万円。

《纐纈敏也@DAYS》

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