ジャパン・トラベルとドコモ・バイクシェアは、訪日外国人旅行者をターゲットとした自転車の利用促進に向けた共同企画・運営で業務提携した。
日本政府観光局の調べによると、2016年の訪日外国人旅行者数は2000万人を突破したが、政府は2020年に4000万人の目標を掲げており、今後も増加が見込まれている。一方、諸外国では新たな都市交通手段として自転車を活用する動きが広まっている。
こうした状況を踏まえ、今回、ジャパン・トラベルのもつ「訪日外国人旅行者への情報発信に関するノウハウ」と、ドコモ・バイクシェアのもつ「コミュニティサイクルなどの事業に関するノウハウ」を融合、訪日外国人旅行者の利便性向上と観光活性化を推進する。
業務提携にあたってジャパン・トラベルは、自転車の利用促進に向けた情報提供やコミュニティサイクルサービスを活用したツアーを企画・運営する。ドコモ・バイクシェアは、観光資源の一つとしてコミュニティサイクルサービスの拡充を図るとともに、より快適な利用環境の実現を目指す。
まず、街の回遊や観光の新たな交通手段として自転車利用に関する情報を提供する。コミュニティサイクルサービスを活用した自転車ツアーサービスを実施する。ツアーはガイド付きで「旧江戸巡り」「公園巡り」などのコースを検討する。
12月以降、準備が整ったサービスから開始していく。