ゴム銃で金属弾を発射してバスの窓ガラスを破壊、少年2人を逮捕

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東京都八王子市内で「スリングショット」と呼ばれるゴム銃を使い、路線バスに向かって金属弾を発射。窓ガラスを破壊していたとして、警視庁は8日、同市内に在住する18歳と19歳の少年を威力業務妨害や器物損壊の容疑で逮捕した。2人は容疑を認めているという。

警視庁・少年事件課と高尾署によると、逮捕された少年2人は2016年10月26日の午後8時35分ごろ、八王子市下恩方町付近にあるコンビニエンスストア敷地内の駐車場からゴム銃を使って金属弾を発射。近くの道路を走行していた路線バスと、高校のスクールバスにこれを命中させ、ガラス2枚を損壊させた疑いがもたれている。いずれも乗客がいた場所のガラスが損壊したが、人的な被害はなかった。

バス会社から通報を受けた警察が捜査を開始。コンビニに設置されていた防犯カメラ映像を分析したところ、ゴム銃を手にガッツポーズする少年が映し出されていたことが判明。この映像から人物を特定し、8日までに逮捕した。

ゴム銃は銃刀法での規制対象ではないが、至近距離から金属弾を発射した場合には猟銃などと同等の殺傷能力を有するものもある。今回の事件に使われたものは海外製で、インターネット通販などで簡単に入手できるものだった。聴取に対して2人は「弾を何かに当てているという実感が欲しくてバスを撃ってみた」などと供述しており、警察では他にも類似の余罪があるものとみて、2人を厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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