トヨタ自動車の中国法人は11月下旬、中国で開幕した広州モーターショー16において、『レビン ターボ』を初公開した。
『レビン』は2014年4月、北京モーターショー14で発表。日本では「ハチロク」(AE86)で有名なレビンの名前が、中国で新型セダンのネーミングとして、復活を遂げた。中国では、『カローラ セダン』の兄弟車に位置付けられる。
今回、広州モーターショー16で初公開されたレビン ターボは、レビンの新グレード。欧州を皮切りに、日本仕様の『オーリス』や『C-HR』にも搭載されたダウンサイズの直噴1.2リットル直列4気筒ガソリン「D-4」ターボエンジンを積む。
中国向けのレビン ターボの場合、最大トルク18.9kgmを1500rpmの低回転域で引き出す。中国での燃費は、18.5km/リットルと環境性能も良好。
トヨタの中国合弁には、第一汽車との一汽トヨタ、広州汽車との広汽トヨタの2社がある。レビン ターボは、広汽トヨタから、2016年内に中国市場に投入される予定。