スバル3車種のリコール、中国に拡大…ウォーターポンプの不具合

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スバル・レガシィ(2010年)
スバル・レガシィ(2010年) 全 1 枚 拡大写真

スバル(富士重工業)が11月末、国土交通省に届け出た『レガシィ』などのリコール(回収・無償修理)。このリコールが、中国市場にも拡大した。

今回のリコールは、ウォーターポンプの不具合が原因。エンジンのウォーターポンプのベアリング部の組付隙間が小さいため、ベアリングが破損。その結果、ウォーターポンプが機能しなくなる可能性がある。

その影響で、タイミングベルトが損傷。そのまま使用を続けると、エンジンが停止して、再始動できなくなるおそれがあるという内容。

スバルの中国法人は12月上旬、この不具合によるリコールを中国の国家品質監督検験検疫総局に届け出。中国では、『エクシーガ』を除いて、レガシィの2008~11年式5081台、『フォレスター』の2009~11年式4万0674台、『インプレッサ』の2008~11年式1049台の合計3車種、4万6804台がリコールに該当する。

スバルの中国法人は、対象車を保有する顧客に連絡。販売店において、ウォーターポンプを対策品に交換するリコール作業を行う。

《森脇稔》

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