ヒュンダイ世界販売4.4%増、5か月ぶりに増加 11月

自動車 ビジネス 海外マーケット
ヒュンダイ・サンタフェ
ヒュンダイ・サンタフェ 全 4 枚 拡大写真

韓国のヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)は12月上旬、11月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は47万2052台。前年同月比は4.4%増と、5か月ぶりに前年実績を上回った。

海外では11月、41万5420台を販売。前年同月比は7.3%増と、3か月ぶりに増加した。その内訳は、海外生産分が5%増の30万7840台と、2か月ぶりのプラス。輸出分は10万7580台で、前年同月比は14.7%増と、14か月ぶりに前年実績を上回る。

海外では、米国での新車販売が、回復傾向。11月実績は、11月としては過去最高の6万2507台。前年同月比は4.2%増と、7か月連続で前年実績を上回った。

新型に切り替わったSUVの『ツーソン』が、前年同月比10.3%増の7616台と、2か月連続のプラス。SUVの『サンタフェ』シリーズは、前年同月比17.8%増の1万0786台を販売。7か月連続のプラスとなった。小型車の『エラントラ』は、5ドアハッチバックの『エラントラGT』と2ドアクーペを含めて、1万5796台を販売。前年同月比は10.5%減と、2か月ぶりに減少した。主力中型セダンの『ソナタ』は、前年同月比8.2%減の1万5363台と、8か月連続で減少。

地元韓国の新車販売は、減少傾向。11月の韓国新車販売は5万6632台。前年同月比は13.1%減と、5か月連続で前年実績を下回った。

ヒュンダイの2015年の世界新車販売は、496万4837台。前年比は0.03%増と微増だった。2016年1-11月は、前年同期比1.9%減の436万3181台を販売している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  3. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  4. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  5. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る