損保ジャパン日本興亜、企業向け安全運転支援サービスの機能を拡充

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スマイリングロードの全体像
スマイリングロードの全体像 全 4 枚 拡大写真

損害保険ジャパン日本興亜とSOMPOリスケアは、企業向け安全運転支援サービス「スマイリングロード」について、2017年1月から「ほめる」機能の拡充と大型車両の事故防止に貢献する新機能追加を実施する。

スマイリングロードは、IoT関連技術の活用によりドライバーの安全運転意識向上を促進し、管理者の効率的な指導を支援することで、事故防止に貢献する業界初の企業向けテレマティクスサービスとして2015年3月に提供を開始。ドライバーの運転状況が「見える」「わかる」機能に加え、ドライバーを「ほめる」機能の相乗効果により、導入企業全体で事故件数が約20%減少。今回、さらなる安全運転意識の向上と事故防止を支援するために、2つの機能を追加する。

「ほめる」機能の拡充では、SNS機能を追加。運転者ランキングに「いいね」機能を追加することで、ドライバーのモチベーションアップと自発的な安全運転の効果をさらに引き出すことを目指す。これまでのドライバー一人ひとりを「ほめる」機能にとどまらず、安全運転の結果を従業員同士が「ほめあい」、さらに社内表彰制度で企業から「ほめられる」仕組みを導入することで、企業全体の安全運転意識をより一層高めていく。

大型車両の事故防止については、スマイリングロードの利用者を対象に、専用のカーナビゲーションアプリ「トラナビスマイル」を新たに提供。損保ジャパン日本興亜が保有するビッグデータを活用し、大型車の事故多発地点を回避するルートを推奨した「大型車専用事故多発地点アラート」などを提供し、自動車事故の削減につなげる。

スマイリングロードの利用料金(税別)は、1台につき月額1800円。トラナビスマイルは1ライセンス550円、10ライセンスごと5000円。2017年9月末までは1ライセンス450円、10ライセンスごと4000円の特別料金を設定する。

《纐纈敏也@DAYS》

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