グローバル MX-5カップ ジャパン、エントリークラスも設定…参加機会増大を図る

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
グローバルMX-5カップ
グローバルMX-5カップ 全 5 枚 拡大写真

2017年に日本でも開幕する、世界同一仕様車による本格的なワンメイクレース「グローバルMX-5カップ ジャパン」の2017年度暫定レギュレーションが発表された。

世界共通の規則で設けられる「グローバルクラス」は、1人で決勝45分間のスプリントに挑む。大会賞金は総額500万円。シリーズチャンピオンにはマツダレースウェイ・ラグナセカ(米国)で行われる世界一決定戦に参加する権利が与えられる。

また、日本独自の規則として新たに設けられる「エンブレムクラス」は、グローバルクラスクラスとの混走。45分間のレース時間は変わらないが、1回以上のピットインが義務付けられ、ドライバー交代も可能(1人でも参加可能)。賞金や世界一決定戦の権利は与えられないが、MX-5カップカーでの走る楽しさを複数人でシェアしたい人や、レースの雰囲気を気軽に感じたい人など、幅広いニーズに応えることで参加機会の増大を目指す。

MX-5カップは、世界同一のレースカー、世界統一ルールによる公平な環境の下、世界一の『MX-5(ロードスター)』レーサーを目指す機会を提供する画期的なレースプログラム。すでに米国で先行して開催しており、今後はグローバルに展開する計画だ。

カップカーは、北米仕様の2リットルエンジン、左ハンドルのMX-5をベースに、米Long Road Racing社が製作し、BFGoodrich製のスリックタイヤのワンメイクとなる。日本国内ではキャロッセが輸入、販売、サポートを行う。価格は788万4000円。

2017年度のグローバルMX-5カップ ジャパンは、スポーツランドSUGO(宮城県)、ツインリンクもてぎ(栃木県)、富士スピードウェイ(静岡県)、鈴鹿サーキット(三重岡県)、岡山国際サーキット(岡山県)の5サーキットを舞台に全5戦の開催を予定している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る