日産米国販売7.5%増…SUVは22%増 11月

自動車 ビジネス 海外マーケット
日産ローグ
日産ローグ 全 6 枚 拡大写真

日産自動車の米国法人、北米日産は12月上旬、11月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は11万5136台。前年同月比は7.5%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

11万5136台のうち、乗用車は前年同月比5.5%減の5万3681台と減少傾向。一方、SUVなどのライトトラックは、前年同月比22.2%増の6万1455台と好調が続く。

日産ブランドの11月実績は、10万3024台。前年同月比は8%増と、2か月ぶりに増加した。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』(日本名:『ティアナ』)が、2万0039台。前年同月比は2.6%減と、2か月連続のマイナスとなった。『セントラ』は1万4028台を販売。前年同月比は3.3%減と、4か月連続で減少した。『ヴァーサ』は7930台で、前年同月比は18.9%減と、4か月連続のマイナス。2015年6月に新型を投入した『マキシマ』は、前年同月比5.4%増の4093台と、2か月ぶりのプラス。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、小型SUVの『ローグ』(『エクストレイル』の兄弟車)が、2万6629台を販売。前年同月比は18%増と、改良新型モデル投入の効果で、2か月ぶりに増加した。小型ピックアップトラックの『フロンティア』は、0.1%増の5105台と11か月連続で増加。新型を投入した『ムラーノ』は、36.1%増の7589台と、11月の記録を更新する。

インフィニティブランドは、前年同月比3.6%増の1万2112台と、3か月連続で増加。主力の『Q50』(日本名:日産『スカイライン』)は3361台で、前年同月比は11.1%減と、3か月連続のマイナス。SUVの『QX60』は、前年同月比14.5%減の3196台と、5か月連続で減少した。『QX50』(日本名:『スカイラインクロスオーバー』)は、改良新型モデル投入の効果で、前年同月比58.8%増の1442台と前年超えが続く。

日産自動車の2015年米国新車販売は、前年比7.1%増の148万4918台と新記録。2016年1-11月は、前年同期比4.9%増の141万1680台を売り上げている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  4. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る