ボルボ、新会社「Zenuity」設立…自動運転ソフトウェア開発

自動車 テクノロジー ITS
オートリブとボルボカーズの首脳
オートリブとボルボカーズの首脳 全 2 枚 拡大写真
スウェーデンのボルボカーズは1月3日、自動運転のための合弁会社、「Zenuity」を設立すると発表した。

Zenuityは、自動車メーカー各社にセーフティシステムを提供する世界トップレベルのサプライヤー、オートリブとの合弁会社。オートリブは60年以上にわたり、世界中の自動車メーカー向けにアクティブ&パッシブセーフティー技術を開発・導入するという点において、他社をリードしてきた。

合弁新会社の設立は、拡大しつつある自動運転ソフトウェアシステム市場への参入が狙い。グローバルな高級車メーカーが、先進運転支援システムや自動運転テクノロジーを新規開発する目的で、一次サプライヤーと提携する取り組みは、業界で初の事例となる。

Zenuityは、スウェーデンのイェーテボリに本社を構える。当初は、ボルボカーズ、オートリブの双方より約200名の従業員が派遣され、中期的には600名以上の規模に増員される計画。

なお、新会社が開発する先進運転支援システムや自動運転テクノロジーは、ボルボカーズの新型車に採用されるのに加え、オートリブが世界中の自動車メーカーに販売していく。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る