ホンダ八郷社長、2017年展望「薄曇りだが、北米と中国にチャンスも」

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダの八郷隆弘社長
ホンダの八郷隆弘社長 全 4 枚 拡大写真

ホンダの八郷隆弘社長は1月5日に都内で開かれた自動車工業団体賀詞交歓会で報道陣の囲み取材に応じ2017年の見通しについて「薄曇り」としながらも、「北米と中国中心に新しいクルマも用意しているので、これに向かってチャンスかなと思っている」と述べた。

17年を薄曇りとしたことについて八郷社長は「まだまだ北米、ヨーロッパ、中国という市場がどうなるか少し見えないところがある。ただ基本的な需要はあるので、遠くに太陽があって、その前の雲がなくなればいいなと思っている」と説明した。

また自社の動向に関しては「我々は北米と中国中心に新しいクルマも用意しているので、これに向かってチャンスかなと思っている」とする一方で、「思ったよりも経済の発展が無いと、とくに中国では小型車の駆け込みもあったし、(小型車)減税は維持するといっても増税の部分はある。アメリカもガソリン価格がどうなるかで、ライトラックと乗用車が動くところがでる。我々はリスクへの対応はするが、なかなかすぐ簡単に乗用車からライトトラックへということはできないので、その辺はリスクかなと思う」と話した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  4. 「昭和のオート三輪風に…」ソーラーパネル搭載3輪EV『スリールオータ』に注目!「なんか可愛い」とデザインを評価する声も
  5. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る