【CES 2017】自分の荷物にまたがりラクラク移動!…Modobag

自動車 ニューモデル モビリティ
Modobagの開発者 ケビン・オドーネル氏
Modobagの開発者 ケビン・オドーネル氏 全 7 枚 拡大写真

米国ラスベガスにおいて1月5~8日(北米時間)の日程で行われている、世界最大の家電展示会「CES 2017」。メイン会場の一つであるサンズエキスポ内の、毎年恒例のエウレカパーク会場では、今年も多くのベンチャー企業が珍しい出展を行なっていた。

【画像全7枚】

今回紹介するのはModobag社(シカゴ)の、同名の『Modobag』というスーツケース。飛行機の手荷物で持ち込めるサイズのバッグだが、なんとまたがって移動することができるという優れものだ。

走行速度は約13km/h。一回の充電で約1時間の走行が可能だ。完全充電には一時間半かかるという。バッテリーは、世界のほぼ80%の航空会社が機内持ち込みを認めているという。USBポートが二つ付いており、スマホの充電などをしながらの移動もできる。本体の重さは約9kg。

開発者のケビン・オドーネル氏に話を聞くと「一番のターゲットはたくさん旅する旅行者。空港内の移動に役立ててもらいたい。あとは展示会場内の移動や、都市部に住む人の足としても需要はあると思う」とのこと。開発には2年を費やしたという。

生産はアメリカで行い、値段は$1495(約17万5000円)。アメリカ以外の国でも発売を予定している。

実際に乗車(?)させてもらったが、操作感はスクーターに近く、左についているレバーがブレーキ、右側についているノブを親指で押し下げることでスピードを調節する。13km/hというのは通常歩くスピードの三倍近いので、人が多い場所ではかなりのスピード感を味わえた。

近い将来、空港内をバッグにまたがり移動する人たちの姿が多く見られるかもしれない。

《関 航介》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 米トヨタ、新世代オーディオマルチメディアシステム発表…『RAV4』新型から搭載へ
  2. 「日本カー・オブ・ザ・イヤー」10ベストカーが10月30日発表へ、ノミネート車35台をチェック!
  3. 免許不要で歩道走行可能な新型4輪モビリティ、全幅59cmの「CURIO Q1」初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『カムリ』新型に「GT-Sコンセプト」、スポーツセダンの新境地を提示…SEMA 2025
  5. マツダの新型EVセダン『6e』、衝突安全テストで最高評価の5つ星…ユーロNCAP
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る