【CES 2017】アウディ Q7 新型ベースで自動運転車コンセプト、人工知能搭載

自動車 テクノロジー ITS
アウディ Q7 ディープラーニングコンセプト
アウディ Q7 ディープラーニングコンセプト 全 4 枚 拡大写真
ドイツの高級車メーカー、アウディは1月5日、米国ラスベガスで開催中のCES 2017において、人工知能(AI)を搭載した『Q7ディープラーニングコンセプト』を初公開した。

同車は、アウディの最上級SUV、『Q7』の新型をベースにしたコンセプトカー。エレクトロニクス業界のリーダー企業、NVIDIA社との提携により、共同開発された自動運転車のプロトタイプが、Q7ディープラーニングコンセプト。

Q7ディープラーニングコンセプトでは、解像度2メガピクセルのフロントカメラによって進行方向を判断。NVIDIA製PX 2プロセッシングユニットが、そのカメラから常時送られてくるデータを分析して、ステアリング操作を高精度で制御する。

ソフトウェアの中核を成すディープニューラルネットワーク(深層神経回路網)は、アウディとNVIDIAの専門家から自動運転用の特別な学習により、切り替わる交通標識や信号も正確に認識。さらに、信号からの暫定的なシグナル含めて交通に関する指示を間違いなく読み取り、正しく解釈し、求められたとおりの行動をとれるようになる。

アウディは、「人工知能(AI)は、自動運転においても要となるテクノロジーのひとつ。そのためにアウディは、エレクトロニクス業界の強力なパートナーと協力して、機械学習の分野で新時代を切り拓くノウハウを開発してきた」と述べている。

《森脇稔》

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