村田製作所、ADASや自動運転車向けに世界最大音量のブザーを開発

自動車 ビジネス 企業動向
車載市場向け表面実装型圧電サウンダ
車載市場向け表面実装型圧電サウンダ 全 1 枚 拡大写真

村田製作所は、車載市場向けに世界最大音量の表面実装型圧電サウンダ(ブザー)を開発した。

車載市場では、将来の自動運転の実現に向け、ADAS(先進運転支援システム)の技術開発が進んでいる。マンマシンインターフェースのひとつとして搭載されている発音部品も、運転中の警告音・報知音用途で一層の大音量化が求められている。

しかし、従来のピンタイプ型圧電ブザーは、実装状態のばらつきによる特有の実装異常や音色が変化する異音の問題がある。このため、高信頼性が求められる車載市場向け発音部品では、リフロー実装対応部品の要求が高まっている。

今回、これらの要求に対して、同社独自の材料技術と高精度な加工技術を応用し、従来品の約4倍(10~12dB増)の音圧を実現した高品質な車載用の表面実装型圧電サウンダを商品化した。

今後、スピードメーター、パワースライドドア、パワーテールゲート、パーキングアシストシステムなどへの採用拡大を目指す。

製品は昨年10月に量産を開始している。サンプル価格は200円/個。製品は、1月18日~1月20日に東京ビックサイトで開催される「カーエレクトロニクス技術展」に出展する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. 米倉涼子と覚醒剤オトコとヤナセの関係---『FRIDAY』
  4. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. トヨタとパナソニックの合弁、新型リチウムイオン電池生産開始…レクサス『RZ』やスバル『ソルテラ』に搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る