ホンダは1月11日、2016年の国内新車販売で登録車のSUV分野では『ヴェゼル』が、軽自動車では『N-BOX』シリーズがいずれもベストセラーになったと発表した。
販売業界団体の統計によると、同年の販売はヴェゼルが7万3889台(前年比4.0%増)、N-BOXシリーズが18万6367台(0.8%増)となった。ヴェゼルは登録車ランキングでは8位で、前年の9位から1つ上げた。最多販売はヴェゼルが3年連続、N-BOXシリーズは2年連続であり、ともに好調を持続している。
N-BOXシリーズは、11年12月の発売から丸5年で累計100万台にも達したという。これは01年6月の発売後に6年半で100万台を達成した初代『フィット』を上回り、同社では最短記録の更新ともなった。
N-BOXシリーズについてホンダ幹部は、「軽自動車市場を活性化することができたし、軽のブランドとして定着し、安定した支持をいただいた」と、評価している。