FCAジャパン、年間販売台数が過去最高の2万台超 2016年

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FCAジャパンは、2016年(1~12月)の国内新規登録台数が2万0393台と、初めて2万台を超えて過去最高になったと発表した。

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ブランド別販売では、フィアットが6717台、ジープが9388台、アバルトが2240台と、いずれも過去最高を記録した。

過去最高を記録した背景として、フィアットは2015年10月に販売開始したスモールSUVのフィアット『500X』が年間を通して好調だった。ジープはボリュームモデルの『ラングラー』が順調に推移して過去最高の販売となったのに加え、2015年9月に販売開始した新型スモールSUVの『レネゲード』も数字を後押しした。

アバルトは、『595/500』の販売が過去最高だったのに加え、昨年10月に販売開始したスポーツモデルの『124スパイダー』も好調だった。

FCAジャパンのポンタス・ヘグストロム社長は「2016年は『正規販売ネットワーク充実化プロジェクト』を開始し、イタリア・ブランド(アルファロメオ、フィアット、アバルト)65店舗、アメリカ・ブランド(ジープ、クライスラー)5店舗を増加し、プロジェクトが順調に進んだことで結果的に年間販売台数2万台超という成果を残せた」としている。

また、2017年は、販売ネットワークのさらなる発展に取り組むとともに、アルファロメオ『ジュリア』をはじめとした新型車を投入する予定。アルファロメオに関しては既存の正規ディーラーに加え新たなディーラーが加わる予定。同社では今後も、ブランド強化と販売増加に向けた取り組みを強化、FCAジャパンとして2019年までに年間販売台数を3万台まで伸ばすことを目指す。

《レスポンス編集部》

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