ホンダ、米文化交流プログラムが最終年…東日本大震災の復興支援に感謝

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米国恒例の新年パレード、ローズパレードに参加
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ホンダは1月9日までの約2週間、米国カリフォルニア州ロサンゼルスにおいて、文化交流プログラム「TOMODACHI Honda 文化交流プログラム 2017」を実施した。3年間のプログラムは、今回が最終年になった。

このプログラムは、2015年から3年間にわたってホンダがパートナーシップを務めてきたもの。これまでに、東日本大震災で被害を受けた宮城県と岩手県の高校生が参加。最終年となる今年度は、福島県の高校生20名が参加した。

今回のプログラムでは、現地の学生や米軍との交流、ボランティア活動、ホームステイを通じて、米国の伝統や文化を体験。プログラムのハイライトとして、カリフォルニア州で毎年年始に開催され、アメリカンホンダがスポンサーを務める祝賀行事「ローズ・パレード」に参加し、オリジナル楽曲を演奏。

また、高校生は、アメリカンホンダがローズ・パレードに出展したフロート(山車)の装飾にも取り組んだ。平和をコンセプトにしたフロートは、日米のアイデアを融合させ、永遠と平和をイメージした不死鳥と鶴を取り入れたデザイン。折鶴を飾り付けるなど、随所に高校生のアイデアが表現された。

この取り組みでは、次世代を担う若者の育成と日米の文化交流を深めるために、TOMODACHIイニシアチブとホンダが、東日本大震災の被災地で音楽に興味を持つ高校生をロサンゼルスに招待。世界共通言語である音楽を通じて、米国現地で直接伝統や文化を体験できる機会を提供してきた。

ホンダは、「3年間のパートナーシップを経て、プログラムには延べ60名の高校生が参加。日米の相互理解や友好関係の構築、また米国民の東北地方への復興サポートに対して、感謝の気持ちを伝える場になった」と語っている。

《森脇稔》

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