【東京オートサロン2017】女性だけのレースカテゴリー「競争女子選手権 KYOJO CUP」開催決定

自動車 ニューモデル モーターショー
今年から始まる競争女子選手権 KYOJO CUP
今年から始まる競争女子選手権 KYOJO CUP 全 5 枚 拡大写真

今年から新たなモータースポーツとして女性レーサーのみで争われるカテゴリー「競争女子選手権 KYOJO CUP」の開催が決定。13日に東京オートサロン会場(幕張メッセ)でプレス発表が行われた。

このシリーズは、SUPER GTでチーム監督を務め、インタープロトシリーズを設立した関谷正徳氏が考案。トップカテゴリーになるとどうしても男性レーサーが有利になってしまうため、オリンピックの女子競技のように女性専用のカテゴリーを作るというもの。

これが定着していけば、女性にレース参加への門戸が拡がり、モータースポーツにおける女性人口の増加も見込める。

マシンはウエストレーシングカーズが開発した『VITA-01』のワンメイク。2017年は富士スピードウェイで3戦予定されており、第1戦は5月13・14日、第2戦は9月16・17日、第3戦は10月28・29日に開催。いずれもインタープロトシリーズとの併催となる。

富士スピードウェイブースで行われたプレス発表会では、発起人である関谷正徳氏に加え、FIA-F4などせ昨年活躍した小山美姫、池島実紅もレーシングスーツ姿で登場した。

2人とも、このシリーズについては発案段階から興味を示していた様子で、池島は「女性だけのレースというのは初めてなので、面白そうだなと思いました」と語り、小山も「とにかく一番が好きなので、出るからにはトップを目指して、頑張っていきたいです」とコメント。新しいシリーズに向けては強い意欲を見せていた。

「男女ではは体力的な違いもあるので、そこで一緒に戦わせることが厳しいと思います。その点で我々の世界は女性にとって不親切な環境だったと思いまして、女性だけの(レースをする)環境を作りました。今の元気な女性の力を借りてこれかもモータースポーツの世界をもっともっと盛り上げてもらいたいなと思います。競争女子“KYOJO”是非、応援宜しくお願いします」と、集まったプレス関係者やファンに呼びかけた。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る