【東京オートサロン2017】スポーツの部分をアピールする大事な場所…ルノー・ジャポン大極社長

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東京オートサロン2017 ルノー・ジャポンブース
東京オートサロン2017 ルノー・ジャポンブース 全 8 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンは東京オートサロン2017にブースを出展。2011年の初出展より7年連続の参加となった。

「近年メーカーの参加が増えてきて、モーターショーの雰囲気に近くなってきた」と東京オートサロンの印象を語るのは、ルノー・ジャポン代表取締役社長の大極司氏だ。

そして、「我々はブランドコアが2つある。ひとつはフレンチタッチのデザイン。もうひとつはスポーツで、東京オートサロンは、このスポーツの部分を存分に見せられる場所だと思っている。従って、ここは我々にとっては大事な場所だ」と述べる。

2016年のルノー・ジャポンの販売台数は5303台と、7年連続前年比増、かつ4年連続ルノー・ジャポン設立以来最高記録となった。大極氏は、「昨年は、『トゥインゴ』と『カングー』のEDC(ZEN EDC)の導入が非常に遅れた」。また、ディーラーネットワークも「新型車を期待して待ちの営業になってしまったこともあり、非常に厳しい展開だった」と振り返る。トゥインゴは9月に導入が開始され、3か月で700台強を販売。6か月のバックオーダーを抱えるほど好調にスタートした。それも「間もなく解消される」と大黒氏。カングーもEDC導入の効果もあり、2000台ほどを販売した。

そして2017年は、『ルーテシア』のマイナーチェンジが控えている。「ルーテシアの一番強いセールスポイントであるデザインが更に強化される。特にフロントフェイスがGT系の顔になり、ますますスポーティで綺麗なデザインになる」と大黒氏。更に『メガーヌ』のフルモデルチェンジについては、「2017年には間に合わないかもしれないが、現在本国で日本向けを開発中だ」と明かす。

台数に関しては、トゥインゴが通年で販売でき、かつ、マニュアルグレードのZENも導入。更に在庫もそろうこともあり、「トゥインゴの年になるだろう」という。また、カングーのEDCが好調であり、また、ルーテシアのマイナーチェンジも控えていることから、「更なる伸びを期待している」と述べた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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