FCA、排ガス問題で米当局に反論…「規制はすべて満たしている」

自動車 ビジネス 企業動向
ジープ・グランドチェロキー
ジープ・グランドチェロキー 全 1 枚 拡大写真

欧米の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)が米国市場で販売した一部ディーゼル車に関して、排ガス不正の疑いを米当局が告発した。これについて、FCA USが反論の声明を発表している。

米国EPA(環境保護局)によると、FCA USが米国で販売した一部ディーゼル車に、排ガス試験を不正に逃れる違法なソフトウェアが搭載されていたという。そのため、排ガス中に、米国の基準値を超える有害物質が含まれていたとされる。

対象になるのは、ジープブランドのSUV、『グランドチェロキー』とラムブランドの大型ピックアップトラック、『ラム1500』。米国で販売された2014‐2016年モデル、およそ10万4000台が該当する。

1月12日、FCAUSは声明を発表。「EPAの発表は残念。FCA USのディーゼル車は、排ガス規制をすべて満たしている」と、EPAに真っ向から反論した。

さらに、FCAUSは、「公正かつ公平にこの問題を解決して、FCA USのディーゼル車が全ての規制に適合していることを、当局と顧客に理解してもらうつもりだ」と、強調している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. 話題の日産の新型セダン『N7』がお目見え! 日本導入に期待せざるを得ない…ジャパンモビリティショー2025
  3. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る