【佐野ニューイヤークラシックカーミーティング2017】シビック、クラウン、セドリックなどの国産車

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
ホンダ シビックSi(左)とCX-S
ホンダ シビックSi(左)とCX-S 全 28 枚 拡大写真

去る1月8日に栃木県佐野市で行われた「佐野ニューイヤークラシックカーミーティング」。ここでは1950年代から80年代までの国産車をピックアップした。

【画像全28枚】

まずはホンダ『シビック』2台。ひとつは2代目、通称”スーパーシビック”の「CX-S」(1982年)。スクラップ行き寸前のところで引き取り、ナンバーを復活させたという個体だ。「CX」はスポーツグレードで、通常モデルより5馬力アップした85馬力エンジンを搭載する。「S」はサンルーフの意味である。速度計と回転計を同軸に統合した「集中ターゲットメーター」が懐かしい。

もう1台は”グランドシビック”と呼ばれた4代目。こちらもスポーツモデルの「Si」で、130馬力のZC型エンジンを搭載する。ボンネットの一部が盛り上がったパワーバルジがそれと分かるポイントだ。この個体は5MTではなくロックアップ付電子制御4速ATと珍しい。燃費は、高速で14km/Lくらいは記録できるという。

もちろん年代物の国産車両も参加していた。アポロウインカーや観音開きのサイドドアなどが古めかしいトヨペット『クラウン』は1957年式の初代。一方1963年式の日産『セドリック』1900DXも初代だ。こちらはマイナーチェンジを受けてヘッドライトが縦型から横型に変更されている。日産が英国オースチン社と技術提携して生産した『A40サマーセット・サルーン』(1954年)と、これに続くダットサン『210』(1958年)や初代『ブルーバード』(1962年)の姿もあった。

また、茨城県常陸太田市にあるぶどう園で収穫などに活躍しているというマツダの3輪トラック『T1500』(1971年)や、”ハンドメイド・モデル”と通称される初期形のいすゞ『117クーペ』(1972年)なども希少な車両だ。

《嶽宮 三郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る