村田製作所、自動車向け最小サイズの3端子セラミックコンデンサを開発…採用例が増える

自動車 ビジネス 企業動向
3端子積層セラミックコンデンサ「NFM18HC」シリーズ
3端子積層セラミックコンデンサ「NFM18HC」シリーズ 全 1 枚 拡大写真

村田製作所は、自動車の高信頼性用途向けで同社最小サイズとなる1608Mサイズ(1.6×0.8mm)の3端子積層セラミックコンデンサ「NFM18HC」シリーズを開発した。

3端子積層セラミックコンデンサは、一般的な2端子の積層セラミックコンデンサよりもESLが小さいため、少ない部品点数で高周波帯域のインピーダンスを低減できる。この特長を活かし、主に処理速度の高いプロセッサを搭載した小型化・高密度化が求められるスマートフォンなどで採用が拡大している。

最近では、先進運転支援システム(ADAS)、自動運転の予防安全システムやIVI(車載インフォテイメント)など、車載機器の高機能化・多機能化が進み、プロセッサの高性能化や機器の小型化要求により、自動車市場でも3端子積層セラミックコンデンサが採用され始めている。

開発品は、自動車の高信頼性用途向け3端子積層セラミックコンデンサで同社最小となる1.6×0.8mmを実現し、車載機器の小型化・高密度化に貢献する。

商品はすでにサンプル出荷しており、4月から量産する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型マツダ『CX-5』発表に「先代よりマッチョ」「今風になった」など反響! 注目はサイズとインテリア
  2. レクサスの新境地を開くか...『ES』に「スポーツクロス」導入の噂
  3. スバル初の小型EVクロスオーバー『アンチャーテッド』、7月17日発表へ
  4. 何が変わる? 国交省が自動車整備の「事業規制」を見直し…知っておくべき7項目
  5. ほんと? マツダ『CX-5』新型、価格は350万~420万円か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る