ダイハツ、自治体と連携…軽トラックを災害時の初期対応に活用

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ダイハツハイゼットの災害時の初動対応車
ダイハツハイゼットの災害時の初動対応車 全 2 枚 拡大写真

ダイハツは1月17日、大阪府池田市と兵庫県川西市の両市に対して、災害時の初動対応に活用可能な軽商用車『ハイゼット トラック』およびトラックの荷台に積載可能なコンテナを両市に保管し、災害時に災害市町村へ貸し出す仕組みを、両市の協力を得て開始した。

保管車両(コンテナ含む)は、地震などの災害発生時、両市より被災地域に対して貸出すことを予定しており、通常は両市にて公用車として使用される。

またコンテナ内に、発電機や投光機に加え、はしごやスコップなど、災害救助に使用可能な道具類を積載した状態で貸出す。これにより、被災地域での初動対応により活かせる仕様としている。

さらにコンテナについては、人の手でトラック荷台への積み下ろしが可能な構造としたため、フォークリフト作業などが不要となり、現場での使い勝手を高めている。なお、コンテナについては、ダイハツの関係会社である葵機械工業株式会社が製作した。

ダイハツは、「今後も地域社会に貢献できる活動を積極的に実施することで、より社会に根ざした企業を目指す」とコメントしている。

《森脇稔》

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