ディズニー『モアナと伝説の海』日本語版ヒロインは新人を抜擢

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ディズニー最新作『モアナと伝説の海』は3月10日に全国公開を迎える。このたび、モアナ役の日本語吹替を新人の屋比久知奈(やびくともな)が務めることになった。オーディションで選ばれた期待の新星が最新作のヒロインを演じる。

屋比久知奈は沖縄県出身の大学4年生。2016年に帝国劇場で行われた「ミュージカルのど自慢」で最優秀賞を受賞した実績を持つ。これまでのディズニー作品では、『塔の上のラプンツェル』の中川翔子、『アナと雪の女王』の神田沙也加や松たか子など、女優やタレントが多く起用されてきたが、今回は新人を抜擢した。
ディズニー担当者は起用理由について「モアナはただヒロインというだけでなく、冒険を通して成長し、体現する演技力、16歳のフレッシュさ、さらに心情を伝えられる歌唱力も必要という非常に難しい役です。ディズニーヒロイン史上最高規模のオーディションとなったモアナ探しですが、日本のモアナと呼べる人こそ屋比久知奈さんでした」と明かした。屋比久は役が決まったときのことを振り返り「本当に夢みたいで信じられなかったです。朝起きて、夢なんじゃないかって何度も思いました」と喜びを語った。

1月17日にはハワイのアウラニ・ディズニー・リゾートで、英語版のモアナ役を演じたアウリィ・カルバーリョが、日本のモアナ役を発表。物語の舞台であるハワイで屋比久と対面した。
アウリィは屋比久との共通点について「彼女はとても素晴らしいわ。私も南の島で育ち、本作が映画デビュー作。そういう意味で私たちは同じなんです」と話す。さらに屋比久の歌声を聴いて「私たちの歌声は似ている」とコメント「モアナの歌は心に響く歌ばかりですが、彼女の歌声からそういうパワーを感じることができました」と絶賛する。
屋比久もアウリィについて「友達というより家族のような存在に近いと感じました」と語り、初対面ながら一体感を覚えたようだ。最後は「モアナは新しい世界に踏み出し、悩みながら一歩一歩強く進んでいきます。誰もが経験することなので、たくさんの方々に共感して頂けると思います」と日本のファンに向けてメッセージを伝えた。

『モアナと伝説の海』
2017年3月10日全国ロードショー
(c)2016 Disney. All Rights Reserved.

「モアナと伝説の海」日本語版ヒロインは新人の屋比久知奈 オーディションで大抜擢

《高橋克則》

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