【新聞ウォッチ】日本国内でもホンダ フィット 搭載のタカタ製エアバッグが異常破裂、運転女性やけど

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写真はフィットAタイプ 特別仕様車「1.3 ナンバー1 エディション」(2003年2月)
写真はフィットAタイプ 特別仕様車「1.3 ナンバー1 エディション」(2003年2月) 全 4 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2017年1月18日付

●英「単一市場から離脱」メイ首相表明、移民規制を優先(読売・1面)

●経団連賃上げ呼びかけ、4年連続、春闘指針を発表(読売・8面)

●稲作でもカイゼン、トヨタ、スマホで効率化、実証実験作業時間2割減(朝日・6面)

●GM、米に1140億円投資、トランプ氏に配慮か(朝日・6面)

●タカタ製エアバッグ破裂、運転者けが、リコール通知届かず(朝日・33面)

●「ゴルフ」EV夏に日本投入、VW、新型SUV発表(東京・7面)

●欧州新車販売5.8%増、昨年、リーマン危機後最高(日経・7面)

●米市場、今年1720万台に、トヨタ見通し若者が需要下支え(日経・11面)

●トヨタ「ミライ」ドバイ実証実験、燃料電池車、5月から(日経・11面)

●マツダ、7人乗りSUV、今年末に、「CX-5」ベース、3列に(日経・13面)

●富士重、世界販売109万台、今年計画8%増、6年連続で最高(日経・13面)

ひとくちコメント

ホンダの小型車『フィット』を走行中に追突事故を起こした際、助手席のタカタ製エアバッグが異常破裂し、金属製の破片が飛び散り、運転していた女性が太ももに軽いやけどを負った事故が発生していたという。

ホンダが発表したもので、きょうの各紙も社会面などで「タカタ製エアバッグが異常破裂、運転手けが、国内2人目」などと、報じている。

タカタ製エアバッグによる負傷事故が起きたのは、2016年12月27日に神奈川県の一般道。事故車のフィットは2003年製でリコール(回収・無償修理)対象だったが、所有者は改修に出していなかったという。

記事によると、ホンダでは売店から14年12月と16年8月にリコールを伝えるダイレクトメールを女性にも発送していたそうだが、引っ越しのため宛先不明で戻ってきていたという。ホンダが転居先を調査し、再発送する準備をしていたところ、事故が起きたと説明している。

国土交通省の調べによると、国内でタカタ製エアバッグのリコール対象は1700万台にのぼるが、このうち作業が終わったのは6割強にとどまるそうだ。

国内でタカタ製エアバッグ関連の負傷事故は、日産自動車の『エクストレイル』のエアバッグが異常破裂し、助手席に乗っていた女性が頭部と左腕にけがを負っているが、ホンダ車は初めて。ホンダでは「対象車種の所有者は一刻も早く販売店でエアバッグの交換作業をしてほしい」と呼びかけている。

《福田俊之》

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