大学通信が運営する携帯サイト「教育進学総合研究所」は1月19日、専門分野が深く学べると思われる大学ランキングを発表した。東京大学が2位と2倍近くのポイント差をつけて1位となった。また、学部を新設した近畿大学と日本大学が躍進した。
専門分野が深く学べると思われる大学ランキングは、全国の大学進学を検討している高校生を対象に、大学についてのアンケート調査を実施。3校連記で記入してもらい、1位の大学を3ポイント、2位の大学を2ポイント、3位の大学を1ポイントとして集計し、ランキング化した。
ランキング1位は「東京大学」1,211ポイント、2位は「京都大学」650ポイント、3位は「早稲田大学」298ポイント、4位は「慶應義塾大学」197ポイント、5位は「東京工業大学」172ポイント。上位5位は前年と同じであった。
上位20位には、旧帝国大学(東京大学・京都大学・大阪大学・名古屋大学・北海道大学・東北大学・九州大学)がすべてランクインした。
近畿大学は前年の15位から8位へ、日本大学は前年の14位から10位へ上昇した。2016年より近畿大学は国際学部を新設し、日本大学は危機管理学部とスポーツ科学部新設したことが受験生の認知度向上につながり、順位を上げたと推測される。
ランキングは、今週の無料記事として大学通信が運営する「キャンパスナビネットワーク」に掲載されている。携帯サイト「教育進学総合研究所」に会員登録(月額324円)すれば、すべての記事を閲覧できる。