BMW、米国で5万台を追加リコール…タカタ製エアバッグ

自動車 テクノロジー 安全
BMW X5M(青)とX6M(赤)の先代モデル
BMW X5M(青)とX6M(赤)の先代モデル 全 1 枚 拡大写真

米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)は1月13日、BMWの米国法人、BMWオブノースアメリカから、タカタ製エアバッグインフレータの不具合による追加リコール(回収・無償修理)の届け出を受けたことを明らかにした。

今回の追加リコールは、タカタ製のエアバッグのインフレータ(膨張装置)の不具合によるもの。ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時に、インフレータ容器が破損し、乗員が負傷するおそれがある。

追加リコールの対象になるのは、2007-2009年モデルの『X5』、2008‐2009年モデルの『X6』、2012年モデルのX5とX6。高性能グレードの『X5M』や『X6M』を含めて、米国で販売された4万8360台が、リコールに該当する。

BMWオブノースアメリカは、対象車を保有する顧客に通知。販売店において、助手席エアバッグインフレータを交換するリコール作業を実施する。

《森脇稔》

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