カーナビとスマホの連携、音楽再生やハンズフリー通話の利用が各1割…マイボイスコム調べ

自動車 テクノロジー ネット
カーナビ
カーナビ 全 3 枚 拡大写真

マイボイスコムは、8回目となる「カーナビの利用」に関するインターネット調査を2016年12月1日~5日に実施し、1万0192件の回答をまとめた調査結果を発表した。

調査結果によると、カーナビの所有率は、全体の6割弱、自動車所有者の約75%。主に利用するカーナビのタイプは「一体型/2DIN」が42.3%、「インダッシュ」が3.7%、「ポータブル、オンダッシュ」が5.6%だった。

カーナビのメーカー・ブランドは、「サイバーナビ、楽ナビなど(カロッツェリア・パイオニア)」が5.9%、「ゴリラ(パナソニック)」「ストラーダ(パナソニック)」「イクリプス AVNシリーズなど(富士通テン)」が3~4%。「純正カーナビ」は54.9%だった。

ルート案内以外にカーナビでよく利用する機能・サービスは、「施設・観光地などの検索機能」「音楽の録音・再生、編集、動画のダウンロード」「テレビ鑑賞」「VICS」「後方確認カメラ」が2~3割。過去調査と比べて、「施設・観光地などの検索機能」「VICS」が減少傾向にある。一体型/2DINでは「音楽の録音・再生、編集、動画のダウンロード」、ポータブル、オンダッシュタイプでは「ルート案内以外はほとんど使用していない」の比率が高くなっている。

カーナビとスマートフォンを連携して利用している人はカーナビ所有者の2割、「スマートフォン内の音楽をカーナビで再生する」「スマートフォンのハンズフリー通話」が各1割。アルパインやクラリオンでは、「スマートフォン内の音楽をカーナビで再生する」が各4割で他より高くなっている。また、カーナビ画面でスマートフォンの機能を利用する「CarPlay」や「AndroidAuto」の利用率は、「ほぼ毎回」「時々」を合わせて4.6%となっている。

自動車所有者のカーナビ利用意向は64.0%、カーナビ所有者では70%台、カーナビ非所有者では3割弱。カーナビ利用意向者に、カーナビ購入時の重視点を聞いたところ、「操作が簡単」「価格が手頃」が6割前後、「画面がきれい、みやすい」「大きさ」「メーカー、ブランド」が3~4割となってる。「操作が簡単」は女性が男性を約13ポイント上回り、女性30代以上で比率が高くなっている。ポータブル、オンダッシュタイプ主利用者では、「価格が手頃」「大きさ」「取付けの手間が不要」が他の層より比率が高くなっている。

自動車所有者のうち、スマートフォンやタブレットのカーナビアプリ利用者は4割弱。インダッシュタイプ主利用者では5割強、カーナビ非所有者では3割強。カーナビアプリを毎回・時々利用する人の合計は2割強となっている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  5. 日産、スーパーハイト軽自動車『ルークス』新型を先行公開、160万円台から秋頃発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る