VWブランド世界乗用車販売、2.8%増の599万台 2016年

自動車 ビジネス 海外マーケット
VWゴルフ
VWゴルフ 全 4 枚 拡大写真

欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは1月上旬、2016年のフォルクスワーゲンブランド(乗用車)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は598万7800台。前年比は2.8%増と2年ぶりに前年実績を上回った。

2016年の市場別販売は、最大市場の中国(香港を含む)が、前年比14%増の299万9300台と回復。中国を含めたアジア太平洋地域でも、11.8%増の317万1700台と、増加に転じた。

一方、北米は、前年比1.9%減の58万0600台と、2年ぶりの前年割れ。このうち米国は、前年比7.6%減の32万2900台にとどまった。2015年9月に発覚した排ガス不正問題の影響が現れる。

ロシアも、前年比5.4%減の7万4200台と、引き続き減少傾向。一方、主力市場の欧州は、前年比0.9%増の169万7700台と、3年ぶりに減少。地元ドイツも7.2%減の55万7800台と、3年ぶりのマイナス。

フォルクスワーゲン乗用車ブランドのユルゲン・スタックマン取締役は、「2016年の販売結果が、2017年への自信を与えてくれる」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界最強の2Lターボ、最終モデル発表に驚きと嘆きの声「これが最後のAMG45系か…」
  2. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  3. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  4. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る