【リコール】三菱 eK、日産 デイズ など56万台…ECUプログラム不具合で始動できないおそれ

自動車 テクノロジー 安全
三菱eKスペースとeKワゴン
三菱eKスペースとeKワゴン 全 3 枚 拡大写真

三菱自動車は1月27日、三菱『eK』、日産『デイズ』などのエンジン制御プログラムに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、三菱『eK』『eKスペース』、日産『デイズ』『デイズ ルークス』の4車種で、2013年4月25日から2016年4月18日に製造された合計60万7429台。

エンジン制御プログラムが不適切なため、エンジンクランキング開始直後のシフト操作により、スターターモーターピニオンギヤがエンジンのリングギヤに強く嵌合し、衝撃でギヤが破損することがある。そのため、エンジン始動時に異音が発生し、最悪の場合、エンジンが始動できなくなるおそれがある。対象となるのは56万1814台。

また、アイドリングストップ機能付き車のエンジンECUにおいて、エンジン制御プログラムが不適切なため、触媒劣化診断が適正に実施されないことがある。そのため、触媒が劣化しても警告灯が点灯しないおそれがある。対象となるのは49万5353台。

改善措置として、いずれも全車両、エンジン制御プログラムを対策仕様に書き替える。

不具合はスターター関連で79件発生、事故は起きていない。市場からの情報および社内情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る