トヨタ自動車の欧州法人、トヨタモーターヨーロッパは1月上旬、2016年の新車販売の結果を公表した。総販売台数は92万8488台。前年比は6.2%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。
ブランド別では、トヨタが前年比5.4%増の85万4172台と、2年ぶりに増加。レクサスは、前年比16.5%増の7万4316台と、前年超えを保つ。
トヨタブランドでは、『オーリス』シリーズが、14万4052台。前年比は1.2%増と堅調だった。日本にはないワゴンの『オーリス ツーリングスポーツ』が、支持を集める。
また、主力コンパクトカーの『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)も好調。2016年は20万8606台を売り上げ、前年比は3.6%増と、プラスを維持する。
SUVでは、『RAV4』が回復。2016年は、11万0120台を販売。2年ぶりに10万台を超え、前年比は28%増と2年ぶりに前年実績を上回った。新型車の『C-HR』は2016年、1万0679台を売り上げる。
トヨタは2014年半ば、入門車の『アイゴ』新型を欧州で発売。この入門コンパクトカーが2016年、8万8583台を販売。前年比は0.3%減とマイナスに転じている。