日本向けの英国自動車生産、15%増の2.6万台…MINIが最多 2016年

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MINIハッチバック 5ドア
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英国自動車工業会(SMMT)は1月26日、2016年の英国製自動車の日本向け生産実績を公表した。総生産台数は約2万6000台。前年比は14.8%増と2桁増を達成した。

2016年、日本国内で販売された英国製乗用車のうち、最多を占めたのはMINI。MINIブランドは2016年、日本国内で前年比16.4%増の2万4548台(2015年の生産分も含む)を販売する。

2016年は3ドアモデルに加えて、日本市場を見据えての導入となった5ドアモデルの販売が好調。2016年のMINI の最量販モデルとなった。また、2016年春に発表のクリーンディーゼルエンジン搭載のMINI 3ドア、5ドア、「クラブマン」の販売も非常に好調。これらの要因により、日本の輸入車の車名別販売台数において、MINIは初めてトップに立った。

日本国内向けの生産台数でMINIに次いだ英国車は、ジャガー『XE』。以下、トヨタ『アベンシス』、ランドローバーの『レンジローバー・イヴォーク』の順となる。

日本は依然として、英国の主要貿易相手国。英国自動車工業会のマイク・ホーズ最高責任者は、「日本と英国の自動車セクターには、長い協力の歴史がある。日本が、将来の成長と雇用に導く投資を決定したことを歓迎したい」と述べている。

《森脇稔》

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