ボッシュ、営業利益は14%減…2016年決算暫定値

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ボッシュ取締役会のフォルクマル・デナー会長
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ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ボッシュグループは1月27日、2016年の通期決算(暫定値)を発表した。

同社の発表によると、2016年通期の売上高は、2年連続で700億ユーロを超えて、731億ユーロ(約8兆9565億円)と過去最高に。前年比は3.5%増だった。

一方、2016年通期の営業利益は、43億ユーロ(約5270億円)。前年の50億ユーロに対して、14%の減益となっている。これは、2016年の研究開発費が、およそ66億ユーロに達した影響。

地域別では、欧州の売上が引き続き、確かな伸びを記録。暫定値では、売上高は前年比3.4%増の386億ユーロを達成した。北米の売上高は、前年比ほぼ横ばいの124億ユーロ。アジア太平洋地域も、前年比8.1%増の208億ユーロと好調だった。

ボッシュ取締役会のフォルクマル・デナー会長は、「環境に恵まれなかったところはあるが、2016年に想定した成長率を達成できた」と述べている。

《森脇稔》

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