死傷事故を起こした男にてんかん発作の疑い、危険運転罪で起訴

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1月上旬に長野県上田市内の国道18号バイパスで発生し、2人が死傷した追突事故について、長野地検上田支部は1月27日、追突車を運転していた37歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致死傷)の罪で起訴した。運転中にてんかん発作を起こした疑いがあるという。

問題の事故は2017年1月4日の午後4時10分ごろ発生している。上田市小泉付近の国道18号バイパス(片側1車線)を走行していた軽乗用車に対し、後ろから高速度で進行してきた乗用車が追突。軽乗用車に同乗していた64歳の女性が死亡。運転していた同市内に在住する34歳の女性も打撲などの重傷を負った。

警察は追突車を運転していた長野市内に在住する37歳の男を過失傷害容疑で逮捕していたが、後の調べで男にはてんかん発作の症状があることが判明。事故当時は発作を起こしていたとみられ、追突直前には約140km/hに達していたこともわかった。

男は免許更新時に意識障害を伴う持病の件を申告しておらず、検察は罪状を危険運転致死傷に切り替えて男を起訴。警察は免許更新時に虚偽申告があったものとみて、道路交通法違反違反容疑で追送検すべく捜査を続けている。

《石田真一》

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