【カーオーディオ・ユニット選びの極意】リアモニター編…タイプ解説

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カロッツェリア・TVM-FW1020-S
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カーオーディオを趣味として楽しもうとするとき、“製品選び”も楽しむべきポイントの1つとなる。そこのところをより深く満喫していただくために、チョイスのキモをご紹介している。今回からは、周辺機器である「リアモニター」にスポットを当てていく。

特に、ファミリーカーにおいて必需品となっている「リアモニター」。これがあれば、家族でロングドライブに出かけたときに、渋滞にはまったとしても子どもが退屈しないですむ。

さて、まずは「リアモニター」のタイプ解説から進めていく。「リアモニター」は大別して2タイプが存在している。1つが「天井吊り下げ型(フリップダウン型)」、もう1つが「ヘッドレスト取り付け型」だ。

天井が高いクルマの場合は、「天井吊り下げ型」が重宝する。このタイプには、画面が大きいモデルが多く、かつ、室内の中央付近に取り付けられるので、リアシートのどこに座ってもモニターが見やすい。

反対にデメリットとして上げるべきは、取り付けが難しいこと。販売店に取り付けてもらえば良いのだが、工賃がそれなりにかかってしまう。また、取り付け可能な車種が限られている(取り付けキットが用意されている車種が限られている)こともデメリットと言っていい。

ただし、カーオーディオプロショップに頼めば、取り付け可能な車種は増えるはずだ。どうしても「天井吊り下げ型」を選びたい場合には、カーオーディオプロショップの門を叩くのも1つの手段。とはいっても天井が低い車種では、モニターを下げたときの後方視界が悪くなったり、シートと干渉する等の問題が発生する可能性があるので、それらを見極めた上で選びたい。

対して「ヘッドレスト取り付け型」は、取り付けが簡単であることがメリットだ。こちらならば自分で付けることもそれほど難しくはない。お店に頼むにしても、「天井吊り下げ型」よりも工賃は低く抑えられるだろう。

デメリットは、シートポジションによっては見にくくなること(シートバックに取り付けるタイプの場合)。目の前にモニターがある場合は良いのだが、そうでない人にとっては結構見づらい。とは言いつつも、「ヘッドレスト取り付け型」は、比較的にリーズナブルだ。モニターサイズも小ぶりな傾向があり、取り付けキット等の付属品も少ないので、「天井吊り下げ型」よりも手頃なモデルが多くなっている。そこを利して、左右に2台搭載する、という手はある。こうすればむしろ、「天井吊り下げ型」よりも見やすくなる場合もあるだろう。

今週はここまでとさせていただく。次週はさらに深いところまで踏み込んでいく。お楽しみに。

【カーオーディオ・ユニット選びの極意】Section 06「リアモニター編」#01 タイプ解説

《太田祥三》

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