豊田自動織機、北米の大手物流システムインテグレーターを買収

自動車 ビジネス 海外マーケット
米バスティアン社(WEBサイト)
米バスティアン社(WEBサイト) 全 1 枚 拡大写真

豊田自動織機は2月3日、北米での物流ソリューション事業に本格参入するため、大手物流システムインテグレーターの米バスティアン社を買収すると発表した。

豊田自動織機は、世界トップシェアのフォークリフトメーカーとして、フォークリフトとその周辺事業の強化・拡大を進める一方、物流ソリューション分野では、モノづくりで培った生産・物流ノウハウを活かして、国内中心に物流センターなど倉庫内物流の開発・運営まで着実に領域を広げてきた。

近年、オンラインショップなど、eコマースの市場規模は拡大し続けており、2014年に53兆円だった北米eコマースの市場規模は、2018年に79兆円と、4年で約1.5倍に成長すると予想されている。物流現場では、通過荷量の増加、荷姿の多様化への対応、処理スピードの向上など、高度な物流課題の解決が求められており、物流ソリューション事業の持続的な成長が見込まれている。

バスティアン社は、米国に拠点を置く物流システムインテグレーターとして、倉庫内物流機器の制御および管理を行う優れたソフトウェアの開発力を持ち、物流課題の解決に最適なハードやソフトウェアの選定・システム開発・ネットワーク構築・保守メンテナンス等の全てを一括して請け負い、提供することを強みとしている。

豊田自動織機は、バスティアン社を核に北米での物流ソリューション事業を強化し、汎米・大型案件を幅広く獲得しながら、事業規模の拡大を図っていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る