ボーッとしていてブレーキから足を離し、列車と衝突

自動車 社会 社会

2日正午ごろ、鹿児島県出水市内にある肥薩おれんじ鉄道線の踏切で、警報機や遮断機が作動した後に踏切内へ進入してきた乗用車と、通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。この事故でクルマ2台が損壊したが、人的な被害は無かった。

鹿児島県警・出水署によると、現場は出水市高尾野町柴引付近(野田郷~高尾野駅間)にある踏切で、警報機と遮断機が設置されている。乗用車はこれらが作動した後に踏切内へ進入し、通過中の普通列車(八代発/川内行き、1両編成)と衝突。衝突後にバックで進行し、線路と平行する道路沿いにある医院建物1階部分の駐車場にも突っ込んだ。

この事故で列車と衝突した乗用車と、駐車していた別のクルマ1台が中破したが、運転していた同市内に在住する64歳の男性にケガはなく、列車の乗客乗員7人も無事だった。

聴取に対して運転者の男性は「踏切待ちの際にボーッとしていて、ブレーキから足を離してしまい、列車にぶつかった」、「慌てて下がろうとアクセルを踏み込み、駐車場に突っ込んだ」などと供述しているようだ。警察では漫然運転が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  5. BMW『3シリーズ』が50周年! 日本だけの限定車発表に、SNSでは悲喜こもごも?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る