トヨタ 大竹常務、2017年の米国販売「私どもは前年並みを見込んでいる」

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ自動車 大竹哲也 常務役員
トヨタ自動車 大竹哲也 常務役員 全 5 枚 拡大写真

トヨタ自動車の大竹哲也常務役員は2月6日に東京本社で開いた決算会見で、主力市場である米国での2017年の販売について「マーケットが前年を割れる中でも、私どもは前年並みの販売を見込んでいる」と述べた。

大竹常務は2017年の米国市場について「2016年の1755万台から2017年は1720万台程度、前年比としては98%程度を見通している。依然、大きな自動車市場であることには変わりがないと思っている。ただ市場の構成比がかなりトラック、SUVの方へシフトしていて、乗用車セグメントは厳しい状況が続いている。マーケットでの競争環境がかなり厳しくなっていてインセンティブは業界全体で上昇している傾向にある」と指摘。

その上で「私どもの販売台数についてはマーケットが前年を割れる中でも、『カムリ』あるいは『C-HR』等の新型車の販売促進、それからライトトラック系の供給の改善もずいぶんと図ってきているので、前年並みを見込んでいる」と明かした。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  2. スバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』正式発表、2026年発売へ
  3. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  4. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  5. エブリイ&ハイゼットオーナー必見! 最新便利アイテムをレビュー[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る