西鉄天神大牟田線で「幻の仮線」歩くイベント 3月4日

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ウオーキングイベントのルート。雑餉隈駅付近に設けられた仮線を約300m歩く。
ウオーキングイベントのルート。雑餉隈駅付近に設けられた仮線を約300m歩く。 全 1 枚 拡大写真

西日本鉄道(西鉄)は3月4日、ウオーキングイベント「レールあんどハイク『幻の仮線路(井尻駅~雑餉隈駅間)&福岡外環状道路コース』」を開催する。天神大牟田線の高架化工事で一時的に設置される「仮線」を歩く。

天神大牟田線では、雑餉隈駅(福岡市博多区)付近の線路を高架化して踏切を解消する連続立体交差事業(連立事業)が実施中。「仮線工法」と呼ばれる方法で工事が進められており、まず地上に敷かれた現在の線路の脇に仮の線路を敷設。これによって空いた地上線路の敷地に高架橋を建設する計画だ。井尻~雑餉隈間の線路が3月11日に仮線に切り替えられることから、西鉄はこれに先立ち仮線を歩くイベントを企画した。

西鉄の発表によると、集合場所は雑餉隈駅の東口。ここからスタート受付地点までは係員が案内し、スタート地点から仮線を約300m歩く。その後、福岡外環状道路を歩き、ゴール地点の野多目小学校へ向かう。全体の距離は約5kmで約1時間30分かかる。スタート受付は9時30分~10時30分、ゴール受付は13時まで。事前の予約などは不要だ。参加者には先着で飲物やオリジナルグッズなどがプレゼントされる。

西鉄は2014年1月にも、春日原駅(福岡県春日市)付近から下大利駅(大野城市)付近までを高架化する連立事業の仮線を歩くイベントを行っている。仮線は高架橋が完成すると最終的には撤去されるため、西鉄は「幻の仮線路」を歩くことができる貴重な機会として参加を呼びかけている。

《草町義和》

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