三菱 アウトランダーPHEV 一部改良…EV走行優先モードを追加、最上級グレードも新設定

自動車 ニューモデル 新型車
三菱 アウトランダーPHEV
三菱 アウトランダーPHEV 全 1 枚 拡大写真

三菱自動車は、『アウトランダーPHEV』を一部改良、併せて最上級グレード「Sエディション」を新たに設定し、2月9日から販売を開始した。

今回、加速時に駆動用バッテリーからの電力供給をより持続させ、発電のためのエンジン始動を遅らせることで、今まで以上にEV走行を維持できるようプラグインハイブリッドEVシステムを改良した。また「バッテリーセーブモード」「バッテリーチャージモード」に加え、EV走行を優先させる「EVプライオリティモード」を新たに設定。さらにエンジン始動性を改良し、素早いモーターへの電力供給を可能としたことで、加速レスポンスを向上させたほか、約80%までの急速充電時間を約30分から約25分に短縮した。

走行面では、ショックアブソーバーのバルブ構造見直しと減衰力の最適化により、操縦安定性と接地性を向上。また、リヤのトーコントロールアームのブッシュを変更することで、直進安定性と操舵時の手応えを向上させ、快適で安心感の高い走りを実現した。

安全面では、衝突被害軽減ブレーキのセンサーをミリ波レーダーからカメラとレーザーレーダーを併用したシステムに変更。歩行者検知機能を追加するとともに、衝突回避性能を向上させた。また、車線逸脱警報システムの警報精度を向上させるとともに警報タイミングを最適化。夜間走行時の安全性を高めるオートマチックハイビームを新たに採用した。

最上級グレード Sエディションは、フロントラジエターグリル、アルミホイールをダーククローム調で統一し、BピラーおよびCピラーを光沢のあるブラック、前後バンパー下部のスキッドプレートをボディカラー同色とすることで、スポーティなプレミアム感を演出。インテリアでは、ステアリングホイールやメーターフード、本革シートなど、随所にレッドステッチを施したほか、各種パネルをシルバーのジオメトリック調で統一することで、スポーティで上質な居住空間を創り出している。また、ビルシュタイン製の高性能ショックアブソーバーを採用し、操縦安定性を高めたほか、スマートフォン連携ディスプレイオーディオを標準装備する。

価格は365万9472円から478万9260円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. VWの新型コンパクトSUV『テラ』、AI搭載で世界20か国展開へ
  2. 「絶対にパンクしない」電動アシスト自転車発売へ、1充電で最大1000km走行も
  3. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
  4. アルピナ創業家が新ブランド「ボーフェンジーペン」設立、ザガートとGTカー共同開発
  5. 【スズキ ジクサーSF250 試乗】この爽快感は単気筒ライトウェイトスポーツの「特権」だ…佐川健太郎
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【調査レポート】ベトナムにおけるモビリティ市場調査~13社(四輪・二輪)の最新動向~
  2. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  3. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
  5. スバル『BRZ』、エンジン改良で安全性強化…332万2000円から
ランキングをもっと見る