大和自動車交通、「東京四社」の除名処分は「法的に無効」…地位確認求めて法的措置も

自動車 ビジネス 企業動向
タクシー(イメージ)
タクシー(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

大和自動車交通は、9日に東京四社営業委員会から除名の通告を受けたことに関して、同日、「法的に無効なもの」とのコメントを発表、一方的な除名措置に反発している。

東京四社営業委員会は、大和自動車のほか、日本交通、国際自動車、帝都自動車交通で構成し、共通タクシーチケットやクーポンを発行してきた。

大和自動車によると、大和自動車を除く3社が、大和自動車による東京協同無線協同組合との提携が、協定1条に定めている「相互の融和と協調」に反するとして、大和自動車を除名することを決定したと通告したという。

大和自動車では、協定には東京無線協同組合との協力を禁止・制限する定めはなく、協定に反しないのに加え、通知書による除名が「法律上必要な要件である正当な事由」に欠いているとして法的に無効と主張。このため、現在も東京四社営業委員会の組合員として地位にあるとしている。

大和自動車によると、3社に対して複数回、意見の相違や誤解を解消するため、協議を要請してきたものの、拒否され、その状態で通知書を「受領したことは極めて遺憾」としている。

今後、東京四社営業委員会の組合員としての地位の確認を求めて法的措置を含めた対応をとるとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル初の小型クロスオーバーEV『アンチャーテッド』正式発表、2026年発売へ
  2. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  3. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  4. ダムドから『ジムニーノマド』用のボディキットが3種登場!『ジムニーシエラ』用の新作「サウダージ」も注目
  5. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る